
ポリたん、こんにちは。今日は残土についてお話ししようね。残土って、建築や土木工事の時に出る土のことなんだよ。ちなみに正式名称は「建設発生土」と言われることもあるけど、普段は「残土」と呼ばれるんだよ。



こんにちは、テクニカ博士先生!残土についてもっと教えて!



もちろん!残土にはいくつかの種類があるんだよ。主に第1種、第2種、第3種、第4種、そして泥土の5つに分けられるんだ。



ふむふむ。第1種ってどんな土なの?



第1種はほとんどが砂や小石の土なんだ。次に第2種は、コーン指数が800kN/㎡(キロニュートンパー平方メートル)以上で、砂や小石が多く含まれている土だよ。



コーン指数って何?



コーン指数は土の強さを測るための指標なんだよ。数値が高いほど土は堅くて強いってことだよ。



なるほど!じゃあ第3種と第4種はどうなの?



第3種はコーン指数が400kN/㎡以上で、粘土が含まれている土なんだ。第4種はコーン指数が200kN/㎡以上で、第3種に当てはまらない粘性土だよ。



じゃあ、泥土はどうなの?



泥土はコーン指数が200kN/㎡未満で、泥状の土のことだよ。そのなかでも再利用できないものは「汚泥」として処理されるんだ。



なるほど!じゃあ、残土はこのあとどうするの?



残土の処理は大切なことなんだ。特に産業廃棄物が混じっている場合は注意が必要だよ。産業廃棄物に該当する場合は、専門家に依頼して適切に処理するんだ。



産業廃棄物って何?



産業廃棄物は簡単に言うと、工場や工事現場から出る特別な取扱いが必要なゴミのことなんだよ。それを適切に処理しないと、環境や健康に悪影響を及ぼすことがあるんだ。



それはよくないね。残土の処理はしっかりやらないとダメだね!



そうだね。残土の処理は環境にも人にも優しい方法で行わないといけないんだよ。地域の法規制や専門家のアドバイスを聞きながら、適切な方法でやることが大切だよ。