医療系廃棄物ってなに？

こんにちは、ポリたん！今日は医療廃棄物についてお話しするよ。医療廃棄物は、病院や診療所、介護施設などの医療関係機関で出るゴミのことなんだ。そういったところは、患者さんの治療や検査、手術などで使う器具や薬がたくさんあるんだ。

医療廃棄物には大きく2つのタイプがあるんだ。１つ目は「感染性廃棄物」と呼ばれるもので、これは病原体やウイルスなどの感染症のリスクを持つゴミなんだよ。感染を広げないように、特別な方法で処理しなくちゃいけないの。感染性廃棄物には、血液や体液、病理組織、試験管などが含まれるんだ。

その通りだよ！そして２つ目のタイプは「非感染性廃棄物」で、これは感染症のリスクがないゴミなんだ。一般的なゴミと同じように扱われるんだよ。非感染性廃棄物には、使い捨ての包帯やガーゼ、プラスチック容器などが含まれるんだ。

感染性廃棄物は専用の処理が必要なんだ。特に感染症のリスクがあるものは、赤い袋に入れて、「赤」「橙」「黄」のバイオハザードマークと呼ばれる３つのマークをつけることがあるんだ。例えば、「赤」のマークは血液や病理組織などの液体・泥状のもの、「橙」のマークはガーゼやプラスチック容器などの血液が付いた固形物、「黄」のマークは注射針やメスなどの鋭利なものに使われるんだ。

そうなんだ。間違えないようちゃんと正しく分別して処理することが大切なんだ。また、医療系廃棄物は、産業廃棄物というものに分類されて特別な方法で処理する必要があるものがあるんだよ。その中でも特に危険なものは「特別管理産業廃棄物」として扱われるんだ。これは爆発性や毒性・感染性など、人の健康や生活環境に被害を及ぼす恐れがあるものなんだ。だから、専門の業者が厳重に処理するんだ。

そうそう、だからこそ、正しく安全に処理することが大切なんだ。医療廃棄物は健康と環境に影響を及ぼすことがあるから、自分たちを守るためにも注意して適切に処理しようね！